障害年金で必要な書類

　障害年金を受給するためには、必要な書類を整えて年金事務所（または共済組合）に申請し、審査を受ける必要があります。

　必要書類は申請する個別の事案ごとに変わってきますので、ここでは大まかな必要書類の概要についてご説明いたします。

　年金請求書は、申込書のようなものをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

　これから障害年金の申請をしますという書類で、お名前や生年月日等、申請者の基本情報を記入するものとなっています。

　保険料納付の履歴や、加算対象者等の記入を求められる書類となっています。

　障害基礎年金か、障害厚生年金か、共済年金かによって書式が異なっていますのでご注意ください。

　年金手帳の写しは、基礎年金番号確認のために必要となります。

　基礎年金番号の通知書等でも代用することができます。

　住民票は、いわゆる本人確認書類として必要で、戸籍謄本、戸籍抄本等でも代用可能です。

　診断書は、お医者様に作成していただくものです。

　障害年金申請のための所定の様式のものにご記入いただく必要があります。

　申請の種類等によっては、書いていただく診断書の時期が異なることもありますので注意が必要です。

　１枚だけでなく、複数の診断書をが必要なケースもあります。

　受診状況等証明書は、初診日の証明のために必要となる書類です。

　初診日というのは、申請する傷病に関して最初に医療機関を受診した日のことです。

　診断書を依頼する病院が初診の場合には、診断書の記載内容として初診日を記入する欄があるため、診断書だけで大丈夫です。

　例えば、怪我をして救急搬送された病院があり、その後のリハビリの段階で近くの病院へ転院したような場合が分かりやすいかと思います。

　この場合、救急搬送先に受診状況等証明書を作成していただき、リハビリをしている病院に診断書を作成していただくことになります。

　病歴・就労状況等申立書は、傷病の経過や、就労の経過等を申告するための書類となります。

　裏面には、障害認定日、現在における就労状況、日常生活状況を記載する欄や、障害者手帳の取得の有無等を記載する欄もあります。

　傷病の原因や申請の種類などによって、追加で必要となる書類もあります。

　日本年金機構のサイトにも一部掲載されていますのでご参照ください。

　参考リンク：日本年金機構・障害基礎年金を受けられるとき